たいてい

たいてい
I
たいてい【台鼎】
〔鼎は三つ脚であることから〕
皇帝を支える三人の重臣。 三公。
II
たいてい【大帝】
偉大な帝王。 すぐれた帝王。
III
たいてい【大抵】
※一※ (名)
(1)全体の中の大部分のもの。 ほとんどのもの。 大体(ダイタイ)。

「~の人は理解できる」

(2)(下に打ち消しの語を伴う)ひととおり。 ふつう。

「~の努力ではない」「並み~の事ではない」

(3)事柄の本質。 主要なところ。 大体。

「朝廷早く護国の~を議定し/新聞雑誌 5」

※二※ (形動)
普通であるさま。 ほどほど。 いい加減。

「もう~なところでやめなさい」「琴や三味線は~でよいから, 十分学問をさせる/雪中梅(鉄腸)」

※三※ (副)
(1)全部ではないがほとんど。 おおよそ。 大体。

「問題は~できた」

(2)普通なら。 大体。

「八時には~帰っている」「~気がつきそうなものだが」

(3)非常に。 相当に。

「~心遣ひをしたわいなあ/歌舞伎・助六」

〔「大体」「大底」などとも書かれた〕
~にする
ほどほどにする。 いい加減にする。

「悪ふざけも~しろ」「やせ我慢なら~して置く方が宜からうぜ/浮雲(四迷)」

~や大方(オオカタ)
たいがい。 だいたい。

「善右衛門といふやつが~悪いやつぢやない/浄瑠璃・艶容女舞衣」

IV
たいてい【太弟】
(皇位を継ぐべき)天皇の弟。 皇太弟。
V
たいてい【退廷】
(1)法廷から立ち去ること。

「裁判官が~する」

(2)朝廷から退出すること。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

Игры ⚽ Нужно сделать НИР?

Share the article and excerpts

Direct link
Do a right-click on the link above
and select “Copy Link”